コノハのレシピ案内ブログ
レシピ本・キッチンにまつわるものが大好きな30代主婦の備忘録。
子どもの事

妊娠中のマイナートラブル奮闘記【痒み】

コノハ

こんにちは。鳥取で子育てしながら、暮らし・栄養・子育て等の発信をしている30代主婦コノハです。

妊娠中に悩んだマイナートラブルについてイラスト交えて記録しました。

赤ちゃんが来てくれた!ハッピー妊娠初期

望んでた2人目の妊娠。

嬉しさと同時に耐えがたい気持ち悪さが襲い、毎日の吐き気と闘う日々。

それでもなんとか頑張れるのは「赤ちゃん」のため!

そして「つわりはいつか終わる!」という微かな光。

「つわりが終わればハッピーマタニティライフや!」

…甘かった。

つわりを乗り越えたと同時に次の壁が…

妊娠中の【マイナートラブル】とやらにこんなに悩まされるとは、つわりで苦しむ私にはまだ想像もつかないのだった。

痒みは想像以上のものだった。

今までもつらい痒みに何度も泣いてきた。(特に超ブラック会社で働いてた時)

それとは訳が違う痒みの種類。

襲ってくる場所が違う。

働いてる時の痒みはアトピーでありがちな、肘やひざ裏等の関節周り。そして頭皮。

妊娠中の痒みは、胸全面、陰部、ひざから下。

厄介だ。

痒みレベル解説

ここで痒みレベル(Lv.1〜10)とその時の状態を解説しよう。

レベル0 痒み0で快適。でも一日中痒み0というのは記憶上経験なし。

レベル3 「ああ、痒いな〜」ぽりぽり 乾燥してる部屋にいるとカサついて痒い位のレベル

レベル5「保湿剤塗ろう…」

レベル8「痒い!!早くステロイド塗ろう!」冷や汗が出る位。

レベル9「あぁー!!痒い痒い痒い!!はぁはぁはぁ。早く薬効いてくれー!!」

レベル10「………」ガリガリガリガリ 無心。血が出たってなんだって掻きむしってしまう。

山が噴火したような感覚。(うまく例えられない)

レベルが9、10くらいになってくると、頭の中が痒みで埋め尽くされてくる。そして、痒みレベルは急降下を始めレベル0になる。

この痒み0に急降下した時が1番辛い。とにかく痛い。

妊娠中の痒みは毎日がレベル9

どうやら妊娠中に起こる痒みを「妊娠性痒疹」と呼ぶらしい。

私の経験では、アトピーと妊娠性痒疹の違いは時間帯にあった。

アトピーは日中起きてる間に痒い。

妊娠性痒疹は寝てる間に猛烈な痒みが襲ってくる。

つまり、寝ていても目が覚めるほどの強い痒み。

デリケートゾーン

陰部はデリケートゾーン用の塗り薬を持っていたのでそれを塗って対処していたが、効き目はイマイチだった。

その場凌ぎでどうにか乗り越えられるが、次の日の夜も、またその次の日もレベル9が襲ってくる。

その度目が覚める。

何度か掻きすぎて出血もあった。

トイレに行くたびに痛かった。

胸全体

胸全体が熱を持ち、これも耐えがたい。

手が届きやすいく無意識に掻きむしってしまうこともあった。

妊娠中は胸が一気に大きくなるため、痒みが起こる人も多いらしい。

私の経験談だが、胸を掻きむしると滲出液がじわじわと出てきてた。

それを放っておくと、下着に染みつき、時間が経つと固まって、胸と下着がくっついてしまう。

これをベリッと剥がすのがまた痛い。

カサブタを剥いたように、また浸出液が出てくる。

これの繰り返しだ。

胸がボロボロのカサブタだらけで見た目も最悪。

なんとしても出産までに治さなければ!!

これじゃ赤ちゃんのためにお乳を出せない。

眠れない日々

眠りを覆すほどの痒みと、それに加え頻尿で何度も夜中に起きる。

(妊娠中は子宮が大きくなって膀胱が圧迫されるため頻尿になる)

あっという間に私は寝不足でフラフラになった。

食欲の歯車も狂ってしまうほどだった。

今思うと何故すぐに妊婦検診で先生に相談しなかったのか後悔している。

単純に忘れていたのだった。

赤ちゃんが26週になった頃、いよいよ限界まで辛くなってたので妊婦検診で先生に相談した。

「うちでも痒み止めの薬を出せるけど、そこまでひどいならちゃんと皮膚科で診てもらった方が良い。紹介状書きます」

とのことだった。

正直「皮膚科行きたくない…」と心底思った。

産婦人科以外でシモの部分を見られたくない。という単純な理由だ。

皮膚科に行く

覚悟を決めて皮膚科に行ったら診察されたのは足と胸だけだった。

医師

「これはアトピーだね。妊娠性痒疹ではないな。」

そうなのか。でも、やはり妊娠したからここまでひどくなったのか。

医師

「この状態だと赤ちゃんが生まれた時に母乳をあげられないよ。あと、下着は綿のものに変えてね。頑張って治しましょう!」

と言われた。

そう、私エアリズムの下着(ブラトップ夏用)をずっと使っている。

コノハ

「ほほう。そうか、確かに肌には刺激になりそうだな。よし、アマゾンみよ。」

早速授乳もできる綿のブラをポチり。

ステロイドや保湿剤等の薬をもらった。

その日のお風呂上がりに、薬を塗り塗り。

エアリズムの下着もやめ、ノーブラで就寝。

そしてその夜はぐーっすりと眠れた。トイレにも起きないくらいにね。

朝の爽快さに心晴れ晴れだった。睡眠大事だって心底実感。

痒みからの解放

ようやく眠れるようになって楽しいマタニティライフを過ごせるようになってきた。

薬を塗ってでも目が覚める時はあるが、以前に比べたらかなりマシだ。

妊娠中は薬はなるべく使いたくないという気持ちは誰しもあるかと思うが、

辛い気持ちを我慢してまで耐えることはないのだと思った。

ストレスは赤ちゃんにとって1番良くないことだと私は思う。

辛い時はすぐにかかりつけの医師に相談して解決しよう。

マタニティライフ、我慢はやめよう!!

ABOUT ME
コノハ
33歳 娘と息子、2人の育児中! 育児絵日記・家事・読書・生活にまつわる役立った事やレビューを綴ります。イラストを挟みながら日々の気づきもぽつぽつと。