暮らしの中で大切なことを見つけたら発信したい、コノハです。
皆様はもしもの緊急事態の備えはしていますか?
うちでは家計の管理・生命保険や様々な手続きを全て私が担っているので、
もし私の身に何か起きた時には夫が困らないようにエンディングノートに書き残しています。
本日はそのエンディングノートについてご紹介します。
2011年にドキュメンタリー映画「エンディングノート」が公開されました。
この映画は胃がんになった砂田智昭さん(67歳)に胃がんが見つかり、
「自らの死の段取り」で作成したエンディングノートをもとに、
終活に取り組む姿が残されています。
娘の砂田麻美さんが初監督を務め話題になりました。
自分の死に向き合うためのエンディングノート。
でも、それだけではないんです。
「大切な人のために」エンディングノートを書いてみませんか?
もしもの緊急時に役立つ
エンディングノートと聞くと、エンド=終わりというイメージがあるかもしれませんが
『もしもの緊急時』に非常に役に立ちます!!
・お財布を無くしてしまった時
・スマホやパソコンが壊れてしまった時
・事故して急遽入院することになった時
・突然の病気で意識不明になった時
・介護を受けるようになった時
・保険を請求する時
・突然死んでしまった時
人は皆いつまでも健康で元気に生きていけるとは限りません。
誰だって万が一の不幸に当たってしまうことがあります。
家族を困らせたくない
「もし自分が事故に遭ったらどうなるだろう」と私は想像しました。
間違いなく1番大変なのは夫です。
「夫を困らせたくない」という気持ちがあります。
良いのか悪いのか、お金関係のことや、保険、契約のことなど
全て私が管理と把握をしています。
何でも好きにしてくれていいよ、任せるわ〜
ありがたい気持ちはあるんですが、、
もし私に何かあったら…大丈夫だろうか
と不安な気持ちも正直あります。
きっと私が事故して入院となると、夫は分からないことだらけでしょう…。
多分、通帳の場所や暗証番号も知らないはず。
大切な人を少しでも困らせたくないので今回書くことを決めました。
購入を決めたエンディングノートはこれ
本屋さんに行くと、それはそれはたくさんのエンディングノートが販売されています。
選ぶのが大変な中、「あ!これにしよう!!」と即決できたので紹介します。
主婦の友社から出ている「書いて安心 エンディングノート」
このノートの良いところは、右側にQ &Aが付いてて見やすかったからです。
【例】「もし介護が必要になったら?」の項目「介護の費用について」のページ
介護保険の加入状況・介護時の財産管理を誰に任せるか?
→自分の意思を書く
後見人とは何か?・任意後見制度を利用するには?など
→役立つ情報や参考情報が載っている
日本交渉人連合会や青年後見センターサポートの電話番号やHPが記載されている
きっとこのノートが開かれる時って、不安でどうしたらいいか分からなくて、制度やサポートを調べる時間がない可能性が高いと思います。
これが、開いたページに書いてあるなんて優しいですよね。
(もちろん他のエンディングノートだって参考文書はたくさん書いてありますが、後ろの方にまとめられてたりして、私の夫だったら多分そこまで見ません。)
また、このノートは色使いが優しくて、書き込む欄も大きいんです。
それも購入を決めた大きなポイントとなりました。
エンディングノートに書く内容とは?
たくさん書きこむことがあるのでご紹介します。
①私について
【今までの住んだ場所や経歴・保険証や免許証の情報】
②お金・資産について
【年金・預貯金口座・証券口座・借入金・ローンやキャッシング・保険等】
③家族・親族
【家族や親族の連絡先・親族の命日・冠婚葬祭の記録】
④友人・知人
【友人や知人の連絡先・どういう仲だったのか】
⑤健康管理・医療や介護について
【かかりつけの病院や飲んでいる薬・病気になった時・介護になった時】
⑥葬儀・お墓について
【葬儀の形式・埋葬や仏壇の希望等】
⑦相続や遺言について
【相続人の希望と理由・遺言書】
⑧その他
【持ち物の整理・ペットの事・大切な人へのメッセージ】
かなり簡略化してご紹介してますが、
もっともっと細かいところまで書き込めます。
※ノートの中身は質問形式になっています。
実際に書き込んでみた感想
書き残さないといけない情報がありすぎる。
これ、病気になってからや不自由になってから書きこむの大変です。
元気なうちに書いておかないとって本当に思いました。
私は父と母に一冊ずつエンディングノートを書いておくように渡してるんですが、なかなか書いてくれないので再度お願いしよう…!!(T ^ T)
それから書いてみて良かったと思うのは、色々なことを見直す機会になります。
それは今まで歩んできた人生や、学生時代の頃の友達やお世話になった人を思い出したり。
そしてこれからどうしたいのか、人生の終幕をどう閉じるのか。
誰だって人生いつか終わるのだから…。真剣です。
こんな話をすると必ず言われるこの言葉。
「え?そんなの考えるの早くない?!ww」
なんで笑われるのか私にはさっぱりわかりません。
自分の人生を真剣に考えて、大切な人を困らせないようにエンディングノートを書き残すことが
笑われるほど面白いことでしょうか?
…まぁそんなことは置いといて。
私なりに人生に向き合ってる結果がエンディングノートです。
エンディングノートは大切な人のため、家族のため、自分のため。
エンディングノートを書くのに、早いも遅いもありません。
備えておくのは強いです!
自分が書くのももちろんですが、自分の家族にも書いてもらいたい。
それは大切な人だから。
大切な人の人生を尊重しているからです。
あなたも書いてみてはいかがでしょうか?